<きっかけ>
震災とそれをきっかけとした福島第一原発事故から1年半が経ちますが、子育てをしていて気になるのは成長中の子供に与える放射線の影響です。直後には内部被曝の危険性が大きく謳われましたが、それも気がつけば随分と治まっているように感じます。「テレビを中心とするマスメディアからは一切流されない情報」と「ネット上の盛んに行き交う情報」を私達はどう活用し、自身でどう判断して行けば良いのでしょうか。まさに情報リテラシーが問われる時代がやってきたとも言えます。
多くの人が戸惑い、声に出すことさえも躊躇してしまう放射線被害の影響について、勇気をもって情報を発信し、周囲に気を使いつつも、自分の考えをはっきりと示している友人がいました。RS氏です。彼がどういう情報と考えを元に今のスタンスを決意したのか、また、実際にどのように子供を放射線から守る対応をしているのか、純粋に話を聞きたいと思いました。そこで、R氏にお願いし、興味のある友人たち数名と彼を囲んで情報交換の場を設けることにしました。何が正しいのか本当にわからない時代です。せめて自分で考えて、自分で判断できるようになりたい。そのために、少しでもヒントを得たいとの思いがありました。
コーディネイトを担当してくださったF.Cさん、離乳食のはじまったばかりのお子さんを抱えつつ、お疲れさまでした。そして、何よりもR.Sさん、帰国直前のお忙しい時に貴重な時間をありがとうございました。
(YM)
<RSさんからの共有情報>
福島原発事故の実態
・福島原発は広島核爆弾の最低168発分(セシウム換算)→京都大学助教授、小出裕章氏によると4000発分という計算
(上記の書き起こしはこちらに掲載されていましたhttp://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65756772.html)
・被害の大きい地域は、放射線管理区域(4万ベクレル)と同レベルの放射能量が検出されている
チェルノブイリ原発事故との比較
・26年経った今隣国ベラルーシの出産時健常者割合は10-20%
参考資料:映画「チェルノブイリハート」
イタリア国営放送「キエフ病院の子供たち」
・人工放射能による健康被害
遺伝子情報の欠損を引き起こす
そのため、妊婦や子供は特に注意するべき
・日本の広域瓦礫処理は何が問題か
いのち・未来うべ(旧 小出裕章さんのお話を聴く会) スタッフブログ
・基本を知るのに役立つビデオ
我々の出来る事
放射能は見えないし、匂いもしないが、測れないものではない
→ 自分と家族、そして友人たちを守るためには、自分が考えて行動することが大切
・放射能測定器の紹介
空気中も食品も測定可能:PKC-107
・注意すべき食品
牛乳・きのこ類・魚/海藻類は、汚染されている可能性が高いので、注意が必要
その他の情報
・ヨウ素タブレット
http://www.campingsurvival.com/iospotiodapp.html?gclid=COfGlJj6srICFeaDQgodfwcAvw
・セーブチャイルド「福島原発事故や放射能汚染情報や地震などの情報を知って子供を守ろう。」
http://savechild.net
・セーブチャイルド「福島原発事故や放射能汚染情報や地震などの情報を知って子供を守ろう。」
http://savechild.net
(FC+YM まとめ)
<参加者コメント>
一時帰国を考えている時に、旦那から安全なの?と問われて大丈夫だよと言えるソースを一つも持っていませんでした。そんな折今回のお勉強会で貴重な情報を共有して頂き、どこから手をつけていいのかが見えてきました。 少しづつですが時間をみつけてシェアして頂いた情報を検索しています。今まで割と楽観的に構えていましたが、放射能の汚染実態(食べ物も含めて)知れば知るほど大変な事態なのだなと感じています。この機会を作って下さったMさん、Cさん、そしてお話をして下さったRさん。本当にありがとうございました。
OH
生後9ヶ月の娘を育てる母親として、家庭の食の安全性をどう担保するか、という関心から勉強会に参加させていただきました。R.Sさんが集められている情報をシェアしていただくことで、ネット上で行き交う膨大な情報の存在に改めて気付かされるのと同時に、放射能被害に対する自分の意識をもう一段階高められた事が、勉強会に参加して得た収穫です。
ただし、正確な情報、不正確な情報が溢れているのがネットの場。「自分の頭」で情報の正誤を見極め、冷静に対応していきたいと考えます。最終的な判断基準は自分であることを念頭に、子供の将来を守って行きたいと感じました。
TR
生後9ヶ月の娘を育てる母親として、家庭の食の安全性をどう担保するか、という関心から勉強会に参加させていただきました。R.Sさんが集められている情報をシェアしていただくことで、ネット上で行き交う膨大な情報の存在に改めて気付かされるのと同時に、放射能被害に対する自分の意識をもう一段階高められた事が、勉強会に参加して得た収穫です。
ただし、正確な情報、不正確な情報が溢れているのがネットの場。「自分の頭」で情報の正誤を見極め、冷静に対応していきたいと考えます。最終的な判断基準は自分であることを念頭に、子供の将来を守って行きたいと感じました。
TR