2013年5月8日水曜日

募金箱回収と寄付の報告



4月末日まで室内プレイグランドシリーグースさんにて、フクシマのお母さんのための募金箱を置かせていただいていました。日本でもようやくゴールデンウィークが終わりましたので、その収益金をお送りいたしました。ここにご報告いたします。

約2ヶ月間の募金場箱設置で集まった金額は$178.36でした。

これをお預かりして、日本の個人口座より、予定していた「山形避難者母の会」に振り込みさせていただきました。

日本円で17,710円を送金いたしました。(使用銀行サイトにて、ドル建てで入力したところ、自動的にその時の為替で換算されました。振込料金は私個人からのドネーションとさせていただきました。)

募金の収益金を個人口座に入れる、または立て替えるという方法には、賛否あるかと思いますが、我々は大きなNPOや基金ではなく、小さな小さな個人の集まりですので、余計な振込手数料や為替手数料を引かれるのを避けることを優先しました。ご理解をお願いいたします。




収益がとても少なかったことには、活動内容の反省と共に、少々残念な気持ちがあります。

今回の収益のほとんどが、311のメモリアルで行なったお話会と、その後の勉強会の際のものです。やはり、フクシマに対する意識がどんどん薄れているのかなぁというのが、個人的な感想のひとつです。

しかし逆に言うと、イベントなど、一歩踏み出してお話しすると知らなかった事実に驚き、協力して下さる方が多いこともわかりました。

とにかく、情報がとても少ないように思います。日本からの情報のほとんどは「経済」や「復興」、そしてこれからの「原発」の話ばかりで、「今のフクシマ」の情報がなかなか耳に入らないのです。

今後も勉強会/お話会をつづけながら、私達それぞれに大切なことはなんなのか、私達にできることは何なのか、みんなで考えて行きたいと思います。





2013年4月28日日曜日

「募金活動」と「福島のことを知る勉強会資料」

ロサンゼルス郊外の、日本人ファミリーが多く生活するこの地域にあるプレイグランドに、福島のお母さんと子供のための募金箱を置かせていただいています。

https://www.facebook.com/pages/Silly-Goose-Playground/244819482217464?hc_location=timeline

http://www.sillygooseplayground.com/
海を超えてはなかなか伝わって来ない福島のことですが、避難された方達も、そうでない方達も、今も「子供を、家族を守りたい」という共通の気持ちで、一生懸命に戦い、日々、生活していらっしゃいます。

同じ子供を育てるママ友達として、少しでも私達の気持ちを伝えたいと思い、今年の311より募金箱を設置させていただきました。今月末までです。

集まった募金は100%、すべて、もっとも避難者が多いと言われている山形の母の会、「山形避難者母の会」に寄付させていただきます。
http://yamagatahinanhaha.jimdo.com/

もし、来週ここのプレイグランドを利用される方がいらっしゃいましたら、是非、ご協力下さい♪


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下記は、私達が勉強会に参照した福島の母子に関する情報の一部です。


動画:NHK『母たちの選択ー放射線に引き裂かれた暮らしー』(ちょっと古いです)
http://www.dailymotion.com/us/relevance/search/%E6%AF%8D%E3%80%80%E9%81%BF%E9%9B%A3%E3%80%80%E5%BC%95%E3%81%8D%E8%A3%82%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%81%9F/1#video=xm6w4p
 
「彼女たちの物語after 3.11」上記のドキュメンタリーに登場されている、中村さんのインタビューです。
http://vitamigo.typepad.jp/herstory/2012/07/26.html
山形避難者母の会代表、ミキティママこと中村さんのブログより
放射能に負けないカラダをつくるための「食」
http://mikttymama.exblog.jp/15893511/

動画:バイバイ原発3・9きょうと辛淑玉(しん すご)さんスピーチhttp://www.youtube.com/watch?v=bXziUjc3b2U

動画:「原発はいらない」100人の母たちhttp://www.dailymotion.com/video/xy9f8d_yyyyyyy-100yyyyy_news?start=10#.UXkxxIKH9v8

動画:福島避難女子、宍戸慈(ちか)さんの「ふくしまとウクライナのお話」
http://www.youtube.com/watch?v=iiMXZ9Y4Rhg
 

3/7開催のチャリティイベントについてご報告

ご報告が遅くなってしまいました。

311を目前に、MomTomoで311ミニイベントを開催しました。

「震災発生の2ヶ月後、アメリカから派遣された医療チームで2週間のボランティアに参加した、正看護師(registered nurse)KKさんのレポート」で、あの時、本当に何がおこっていたのかを振り返りました。その後、私から「3ヶ月の日本滞在でかき集めた情報と経験、そして私なりの決意のシェアリング」させていただきました。

私のシェアリングについて、最初は「私は何を経験したわけでもないし、ましてや専門家でもないし...」と戸惑っていたのですが、今回のイベントの幹事であるCFさんに話を聞きたいと言っていただき、その後私の中でも思うところがあって、お話しさせていただくことにしました。

前回は、原発事故や放射能の影響について大変熱心に勉強されているRWさんをお迎えして、「放射能勉強会」を行いました。その時に受けたずっしりとした気持ち。それを持って挑んだ日本での3ヶ月の滞在を経て、そこに行かなけれ ばわからないことがやはりたくさんあったと思ったからです。海を越えてアメリカまではなかなか届かない雑誌、ローカルの新聞やフリーペーパーなどの情報、 それから、実際にお会いしてお話した方達の生の声、更に町の空気感などです。

更に、ほんの少しですが垣間見た、避難している・していないに関わらない、福島のお母さんたちと、未来のお母さんたち(独身女子)の苦しみは、決して他人事ではなく、これからを生きるために絶対に知らなければいけない事実だとも感じていました。

今日の会場は屋内プレイグランド。子供達が動き回るとても賑やかな空間で、私の娘もすぐそこで遊んでいました。それが尚更、子供を思う母親の気持ちを伝え る時にはくぅーと来てしまい、ついつい涙が込み上げて来て、お隣の人に紹介する文面を読んでいただいたりしながら、なんとか今日伝えたかったことの40% くらいはお話できたでしょうか...。

やはり、子育て中の母にとって、食品に対する関心は高いようで、参加者みなさんの目が違ったように感じられました。RSさんから受け継いだ、危機意識と考え方を踏まえ、これからみんなでもっともっと一緒に考えていけたら、と思っています。

最後には、このイベントの参加者じゃない、偶然となりのテーブルに居合わせた、ふたりの日本人ママまで加わって、時に目をウルウルさせながら、ママ友のみんなで福島のお母さんたちの苦悩に思いを馳せました。

募金箱はこの写真のプレイグランドで(ロサンゼルス在住の方は大体わかるはず。わからない場合はお問い合わせください)、3月いっぱいおかせていただいています。足を運ぶことがある際にはぜひ、ご協力をお願いします。

募金はすべて、福島からの避難者が最も多い山形県の「山形避難者母の会」に寄付する予定です。私とchieさんで責任を持って届けさせていただきます。
http://yamagatahinanhaha.jimdo.com/

また、評判が良かったのと、私もみなさんの考えとアイデアをもっともっとお聞きしたいので、勉強会は今後更に頻繁に行なっていきたいと考えています。興味のある方はご連絡下さい。

また、募金箱は屋内プレイグランド「シリーグース」さんにて4月末まで置かせていただけることになりました。ご協力を、よろしくお願いいたします。

MY

2013年3月4日月曜日

MomTomo 東日本大震災チャリティイベント

東日本大震災と福島原発事故の発生から、今月で2年となります。
あの時何が起きたのか、今一度振り返り、現在そしてこれからについて、ママ友と一緒に考えてみませんか?

日時: 3月7日(木)14:30〜
場所: Silly Goose Playground
25449 Narbonne Ave., Lomita, CA 90717
http://www.sillygooseplayground.com/
参加費: 5ドル
・別途、Silly Goose入場料8ドルは、各自入場の際に必要となります。
・Silly Gooseの受付に募金箱を設置しますので、イベント参加に関わらず、募金にご協力頂けますと幸いです。募金は全て被災地への寄付金とさせて頂きます。

内容:
・看護婦をされている木村杏子さんより、被災地での医療ボランティアの体験談
・山中緑さんより三ヶ月の日本滞在での経験と情報のシェアリング
・フリーディスカッション

お問い合わせは、こちらの書き込みにてお願いします。