2013年4月28日日曜日

3/7開催のチャリティイベントについてご報告

ご報告が遅くなってしまいました。

311を目前に、MomTomoで311ミニイベントを開催しました。

「震災発生の2ヶ月後、アメリカから派遣された医療チームで2週間のボランティアに参加した、正看護師(registered nurse)KKさんのレポート」で、あの時、本当に何がおこっていたのかを振り返りました。その後、私から「3ヶ月の日本滞在でかき集めた情報と経験、そして私なりの決意のシェアリング」させていただきました。

私のシェアリングについて、最初は「私は何を経験したわけでもないし、ましてや専門家でもないし...」と戸惑っていたのですが、今回のイベントの幹事であるCFさんに話を聞きたいと言っていただき、その後私の中でも思うところがあって、お話しさせていただくことにしました。

前回は、原発事故や放射能の影響について大変熱心に勉強されているRWさんをお迎えして、「放射能勉強会」を行いました。その時に受けたずっしりとした気持ち。それを持って挑んだ日本での3ヶ月の滞在を経て、そこに行かなけれ ばわからないことがやはりたくさんあったと思ったからです。海を越えてアメリカまではなかなか届かない雑誌、ローカルの新聞やフリーペーパーなどの情報、 それから、実際にお会いしてお話した方達の生の声、更に町の空気感などです。

更に、ほんの少しですが垣間見た、避難している・していないに関わらない、福島のお母さんたちと、未来のお母さんたち(独身女子)の苦しみは、決して他人事ではなく、これからを生きるために絶対に知らなければいけない事実だとも感じていました。

今日の会場は屋内プレイグランド。子供達が動き回るとても賑やかな空間で、私の娘もすぐそこで遊んでいました。それが尚更、子供を思う母親の気持ちを伝え る時にはくぅーと来てしまい、ついつい涙が込み上げて来て、お隣の人に紹介する文面を読んでいただいたりしながら、なんとか今日伝えたかったことの40% くらいはお話できたでしょうか...。

やはり、子育て中の母にとって、食品に対する関心は高いようで、参加者みなさんの目が違ったように感じられました。RSさんから受け継いだ、危機意識と考え方を踏まえ、これからみんなでもっともっと一緒に考えていけたら、と思っています。

最後には、このイベントの参加者じゃない、偶然となりのテーブルに居合わせた、ふたりの日本人ママまで加わって、時に目をウルウルさせながら、ママ友のみんなで福島のお母さんたちの苦悩に思いを馳せました。

募金箱はこの写真のプレイグランドで(ロサンゼルス在住の方は大体わかるはず。わからない場合はお問い合わせください)、3月いっぱいおかせていただいています。足を運ぶことがある際にはぜひ、ご協力をお願いします。

募金はすべて、福島からの避難者が最も多い山形県の「山形避難者母の会」に寄付する予定です。私とchieさんで責任を持って届けさせていただきます。
http://yamagatahinanhaha.jimdo.com/

また、評判が良かったのと、私もみなさんの考えとアイデアをもっともっとお聞きしたいので、勉強会は今後更に頻繁に行なっていきたいと考えています。興味のある方はご連絡下さい。

また、募金箱は屋内プレイグランド「シリーグース」さんにて4月末まで置かせていただけることになりました。ご協力を、よろしくお願いいたします。

MY

1 件のコメント:

  1. 参加者のCOさんより下記の通りメールをいただきました。
    「初めて聴く、実際に被災地でボランティア活動をされ、被災者の方々とお話をされた方の貴重な生の声。
    報道等で見聞きしていた今まで以上に、"絶対に忘れてはいけない"と、より一層、強く思いました。参加させていただく事が出来て良かったです。」

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